同じ言葉でも伝わらないのってなぜ?&ウケる話し方
ニュープロ・オールインワン講座 講師 リョウです。
一生懸命伝えようと話しているのに、
あるいは、一生懸命に伝えようと頑張れば頑張るほど、
「●●さんの話は、私には外国語のように聞こえます。意味が分かりません」
なんて、言われることはありませんか?
これって、ニュープロのMP(meta program)で話している
【フィルター】が影響しているのかもしれませんね。
ニュープロのMPでは、
コミュニケーション(口頭でも、文字情報でも)する時に、
・自分のフィルターを通して相手に伝える
・相手にもフィルターがあるので、そのフィルターを通して受け取られる
と、2回、歪曲、削除、一般化されるとしています。
フィルターってのは、
一番無意識・無自覚的なものなので、
自分では意識的に判断してると思っても、
無意識に影響を多大に受けているんです。
だから、例えば、
【A】という情報は、【A】として発信しているつもりでも、
そこには、自分のフィルターを通して1回歪曲・削除・一般化され、
コミュンケーション相手が受け取るときには、
相手のフィルターを通して、もう一度歪曲・削除・一般化されるから、
自分が思っている以上に、同じようには伝わらないんです。
例えば、
「ふるさと」
と聞いて、あなたはどんなイメージをしますか?
人によっては、
・のどかで、空気が澄んでて、田んぼがあって、砂利道が続く景色
を連想するかもしれないですね。
でも、
幼少期のほとんどを、ロサンゼルスで過ごした人にとっては、
・暑くて、ビルが立ち並ぶ都会的で、背の高い南の島の木が埋まる5車線の舗装された道
を連想するかもしれません。
この二人が、お互いに「ふるさと」のイメージを共有せずに話していたら、
なにかしらの食い違いがでてくることはイメージが湧いてくるんじゃないかなって思います。
図のように、
僕たちは、
・なにかの情報を得て(刺激)
↓
・ブラックボックス(フィルター)を通り
↓
・会話や振る舞い(反応)
をしています。
ブラックボックスって言うのは、隠喩やたとえですけど、
無自覚・無意識なフィルター、つまりMPのことです。
だから、
同じ犬を見る(刺激)を得て、
ブラックボックス(MPのフィルター)を通して、
会話や振る舞い(反応)をした時でも、
フィルターの違いによって、
・ワンちゃんかわいいー!なでたい!
って反応になったり
・怖い、逃げたい
って反応になるんですね。
だから、
「同じ話を何人にもしてきた話だし、多くの人には伝わっているっぽいけど、この人には伝わってない感じがするな~」
ってことや、
「●●さんの話は、私には外国語のように聞こえます。意味が分かりません」
って言われてしまうことを解消したい人は、
フィルターのこと、MPの事を学ぶと
スゴクいいですよ。
そして、
コミュニケーションには、様々な場面、シーンがありますよね。
1対1の恋愛相談や、人生相談、コーチング、
占いや、ヒーリング、セッション、診断などもそうですし、
1対多のプレゼンテーションや
グループセッション、グループコーチング、
セミナーや、講演とかもそうですね。
人とコミュニケーションをする際に、
ニュープロではもっとも基礎的で重要なものとして、
ペーシング→ラポールという考え方があります。
そのペーシングという重要な要素の中で、
より良く自分の話を聞いて貰いたい時に、
本題に入るその前にしておくと効果的なテクニックの一つとして、
・カリスマストラテジー
というものがあります。
ニュープロの代表システム(優位表象システム)を使った、
卓越した講師やセミナー開催者、先生などがしているものなのですが、
たった数分3部構成で、「挨拶」をするだけで、
その後の聴講者が話に引き込まれていく度合いがアップしてしまいます。
これが出来るようになると、
フィルターの学びとセットで、
「●●さんの話は、私には外国語のように聞こえます。意味が分かりません」
なんて言われなくなります。
相手が1人でも、10人でも、100人でも、
まぁ1000人でも、変わりません。
僕がセミナーで使いはじめた頃、
冒頭から聴講者の意識がグっと僕の話す内容に向かった時は、
ゾワっと鳥肌がたったもんです。
そして、聴講者さんの息づかいや
ノートをとるペンの音までクリアに聞こえて、
一人一人の表情までハッキリと見えました。
そういうセミナーや講演、セッションって、
『ウケる』んですよね。すごく。
知っておくといいですよ。
ニュープロって面白いんですよね~!
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